トンパ文字は絵文字に近い、音と意味を表す象形文字である。その文字形状は非常に原始で、甲骨文字よりも古いですが、書き留める文献がある。

トンパ文字は中国のチベット東部や雲南省北部に住む少数民族の一つナシ族に使われている文字です。トンパ文字で作成された古代ナシ族の宗教典籍ともいえる百科事典「トンバ経」が残されており、トンパと呼ばれる知者同士の間で代々継承されたので、名を付ける。

トンパ文字は2223の単字からなり、語彙は豊富である。繊細な気持ちや複雑な事件を書き記す、詩も文章も作られる。現在もレアに使われているので、世界で「生きた象形文字」とされる。2003年、「トンバ経」はユネスコの世界の記憶事業に登録され、デジタル保存が進められている。